脱 非モテとして色々な角度から記事を書いてます
1件〜50件
#50【秘蔵版】婚活投稿50回達成記念!
#49【爆走】熟年婚活・・・究極奥義発動!
#48【希望】熟年婚活傾向と対策 まだまだー!
#47【革新】お見合へ至る究極のサポート!
#46【違和感】”あれっ”と感じる女性との婚活
相手に不満を言った後のフォロー
#45【運命】婚活でやっと見つけた。。。赤い糸
#44 【婚活】ダメな私の修正方法
#43【緊張】始めてのお見合い究極のピンチ
#42【刮目】エンジニア男性と相性の良い女性!
#41【警報】新手の詐欺にご注意を!F〇c〇〇o〇k編
#40【重要】女性からのお願いに”NO”と言えない男性の特徴
#39【潜入】ルイヴィトンカフェに潜入調査!
#38 【未練】すばらしい婚活女性とのお見合い③
婚活成功法
なんとか好きな女性と「デート」までこぎつけるのに、 ”付き合う関係”までいけない! だいたい、”1回のデート”だけで終わってしまう…
次に入ったのは7番の個室。 今日の最後の部屋になる。 3番さんと同じく、プロフィール的に興味を持った女性だった。 7番さんはうつむき加減で話をするため、全体の輪郭をつかめず、表情も読み取りにくい。 それでも会話自体は楽しくて、こちらのちょっとした言葉付きにもすぐに反応してくれる。 トークタイムの相手としては非常にありがたいタイプだ。 頭の回転が速くて、気遣い上手。 そんな好印象を受けつつも、ちらっと見えた飾り気のない素顔を、どうしてもさっきの3番さんと比べてしまう。 足して2で割ったら完璧だな…… とんでもない自己中なことを考えつつ、そんなことはおくびにも出さずに7番さんとの会話を楽しんでいる…
ちょっと身なりを整えてから、3番の個室に入る。 ざっとプロフィールに目を通した限り、今日の参加者の中で一番の好みだった。 「こんにちは」 挨拶をしつつ3番さんの横顔を盗み見ると、プロフィールではわからなかった外見も、見事にタイプだった。 よし! 頑張らなきゃ! と内心で気合を入れる。 といってもそれが表に出てしまっては相手が引きかねないので、気持ちを落ち着かせて、差し障りのないペットの話題から軽く始める。 動物が好きで飼っている、という共通点も、プロフィールを見た段階で高感度が上がった理由の1つだった。 「ワンちゃん、いま、何歳ですか?」 「ちょうど10歳です」 「だんだんおじいさんですね」 …
カフェに入った僕と5番さんは、窓際の席に座ってコーヒーカップを口元に運ぶ。 よく婚活情報誌なんかには、最初のお茶は短く済ます、長くても1時間、もう少し話したいと思えるところで切り上げるのが妙、なんて書かれている。 その真偽はともかく、概ねは賛成だ。 全部を語ってしまいたくなるところを我慢して、その後のメールやLINEのやりとりで小出しする。 興味を持続させ、関係を長期化させていくことで信頼関係を築く。 むしろ付き合うまでの自然な流れだろう。 なので、5番さんが提案した “30分” という時間も、短さは問題じゃない。 その時間を使ってより深い会話を楽しみ、連絡先の交換もできた。 しかし…… ナチ…
相席した8番さんのプロフィールに素早く目を通していくが、これといって気にかかるものはなかった。 平凡というか、あっさり。 プロフィールへの記載を重視していないのだろう。 そう思ったのは8番さんも同じようで、僕のプロフィールに特に興味を持てなかったせいか、なにかを口に出そうとする気配はしてくるものの、実際に言葉は出てこなかった。 それでも僕は、こんな場面での会話の紡ぎ方くらいは心得ていたので、小さな事柄から多少は関心を引けるくらいの話にまで広げていく。 「お仕事は……販売員さん、ですね。忙しいですか?」 「今、人が少なくて、残業とか多めです」 「大変ですね。サービス業だったら、休日は週末とは限ら…
このパーティーの参加人数は8人だった。 これまでは12人くらいのパーティーを選んでいたので、ちょっと少なく感じる。 その分、一人当たりのトークタイムは長くなるとのこと。 「今日も暑いですね」 パーティー開始まで時間がないので、相席の女性にもこのくらいしか言えない。 「ええ。本当に暑いですね」 そういってハンカチを頬に当てる8番さんは、たしかに暑さに参っているようで、呼吸が浅く感じられた。 グラスもすでに空になっているのに気付き、自分の分もあるので、と言って、彼女のグラスにおかわりを注いで持ってくる。 ここのドリンクはセルフサービスだった。 「ありがとうございます」 「いえ、でもこれからたくさん…
とりあえず回数をこなそう。 出会いの確率を上げるにはそれしかない。 真夏の日差しを真っ向から受けながら、新宿駅東南口下のエスカレーターを下っていく。 目指す場所は新宿南口ラウンジ。 初めての会場で、少し迷ってしまった。 結局、駅の改札を出てから20分ほど彷徨った後、11時ぎりぎりでなんとか到着した。 パーティーのテーマはたしか、「高身長で自慢の旦那様」どうこうだったと記憶している。 僕は特に身長が高いわけではないけど、なんとか基準を満たしていたので、参加してみることにした。 心の中では、このパーティーに参加する女性は当然、高身長男性を求めているに違いなく、基準すれすれの僕では見向きもされないだ…
婚活の仕方はいくつもあって、どう進めるかも人それぞれ。 結婚相談所を利用したり、アプリを使ったり、親による代理婚活まで。 そして多くの場合、「条件」を重視します。 たとえば婚活アプリの場合、理想の条件で検索をかけて、ヒットした順に目を通していく。 というのが通常の流れ。 しかし…… これを婚活パーティーにまで持ち込んでしまう人がいます。 トークタイムで対面して、好印象を得てもなお、いざマッチングの希望提出となって一人悩むのです。 でも学歴が、職種が、年収が、年齢が……あと少し、と。 これは婚活パーティーのメリットを自ら潰してしまう、非常にもったいない行為だと思います。 婚活パーティーでは条件に…
マッチングアプリでの初めてのメッセージの送り方のポイントを伝授。第一印象は今後の関係性にプラスになるようにしましょう。
連絡が途絶えていく中で、どうしたんだろ、とは思わなかった。 Eさんが乗り気になれなかっただけだ。 残念ではあるけれど、想定済みの展開の一つ。 そう割り切れる程度には、冷静でいられた。 特定の話題からレベルを下げて一般的な話題に切り替えると、Eさんもそれに合わせるようにより一般的な話題で返してくる。 そこにはもうデート云々のかけらもないし、落ちてしまったレベルは二度と上がらない。 次第に日常的な話題も尽きてきて、やりとりの頻度はさらに下がって…… 引き際だった。 「暑い日が続くから体調に気をつけて下さいね」 僕は最後になんとも無味乾燥なメッセージを送った。 そして、今回のことを考える。 Eさんが…
Eさんからの返信はすぐに来た。 駅ビルの紳士服コーナーで半袖シャツを見る手をとめ、スマホを確認する。 「こちらこそ楽しかったです。よろしくお願いします」 これまた簡単なメッセージだった。 「よろしくお願いします」のところに先への示唆を読めなくもないが、たんなる社交辞令と解釈できなくもない。 間合いを取りつつ、探っていこう…… そう思った僕は、「こちらこそよろしくです。またメールしますね!」とだけ返した。 残りの週末は所用を済ませて、次にメッセージを送ったのは週明けの職場から。 おやつのコンビニスイーツを食べながらLINEを打つ。 「またファミマのスイーツ食べてます」 返信は夜になってからで、「…
自宅へ帰る路線が違うので、Eさんとは駅で別れた。 まだ午後の盛りも始まったばかりで、新宿まで出てきたのに直帰するのはもったいなく感じて、デパートに立ち寄って買い物でもすることにした。 Eさんのおかげで今日の午後に開催される別のパーティーへ参加する必要がなくなった分、無駄遣いできる。 おしゃれな夏服でも買っておこう。 そう思って駅ビルのエスカレーターに向かい、乗る前に脇のスペースに入って、スマホを開く。 お礼は早い方がいいだろう。 「今日はありがとうございました。楽しい時間が過ごせました。気を付けてお帰り下さいね」 可愛いスタンプを添えて、Eさんに簡単なメッセージを送る。 彼女と別れる際、どこか…
二人して、照れたような、可笑しいような、そんな仕草で視線を交わし合う。 「うまく行きませんね」 「本当に。結婚したいのに」 諦めにも似た笑みを漏らすEさんだったが、結婚、と自ら口にした彼女からは、俄然、強い「女」の気配が伝わってきた。 それは色気にも近いが、もっと現実的で、いい男をつかまえて結婚して子供を産み育ててよりよい老後を迎える、というような希望というか気迫がこもっている空気。 匂いまでしてきそうだ。 そんな彼女が魅力的に思えた一方で、結婚を重く捉えがちであることを自覚している僕は、内心、たじろぐ。 本気のEさんを受け止められるだろうか。 そこまで彼女のことを想えるだろうか。 お付き合い…
「結婚……そうですよね。したいですよね」 「したいです」 「パーティーではいい人に出会えませんでしたか?」 出会えていたら今日のパーティーに来てないだろ、と自分につっこみつつも、やはり気になるところで。 「そうですね、ちょっと男運、悪いかも」 またまた強力なフレーズ。 男運が悪い。 どのように悪いのだろう。 つっこみたい。 根掘り葉掘り。 これまでどんな男性を相手に、どんな恋愛をしてきたのか。 案外パーティーに通い始めたのも何か決定的な出来事があったからかもしれない。 相手の男が浮気して壮絶な修羅場を迎えたとか。 実は浮気したのは自分の方で、しかも不倫で、相手の奥さんが乗り込んできたとか。 い…
「そういえばランニングが趣味なんですか」 そう言ってから僕は、ちょっとまずかったかな、と思った。 さっきEさんが「でも最近、太ってきちゃって」と顔を赤らめたことを思い出したからだ。 ダイエットの一環としてランニングをしているのかもしれない―― 彼女の答えは、悪い予想が当たってしまった。 「矛盾してるけど。甘いもの食べた後に走って、また食べるって。悪循環」 「それはそれで健康的な気も」 埒もないことを言ってしまって、「どこを走るんですか?」と慌てて繕う。 「皇居ランとか?」 「本格的なのじゃなくて、家の近所を」 「公園まで行ったりですか?」 「そうです。散歩かも」 「ははは……」 この話題はこれ…
職場の話が一段落して、次の話題に移らないと、と思っていると、後から頼んでおいたデザートが運ばれてきた。 実のところ、職場の話題はあまり盛り上がらず、次の話題は何にしようかと、多少、焦っていたところだったので、助け舟を出してもらった感じになった。 とはいえ、猶予の時間は短い。 店員さんがデザートをテーブルの上に並べ、それを食べ始めるまでのわずかな時間で、適当な話題をチョイスしなければならない。 無言のデザートタイムなんて拷問だから…… そう思いつつも、直前に感じた疑問が消えずに残っている。 それは、僕の職業だったり職場について、たいして関心を示さなかったことだ。 年収だったらプロフィールに記載し…
社内の同じ課の女性に、一目惚れしてしまった。。。。。。 「どうやった…
ランチも半分くらい終えた頃には、スイーツネタも尽きかけていた。 パーティー中のトークタイムからここまで、ずいぶんお世話になった。 ありがとう、スイーツ。 次のネタはもちろん仕込み済みだ。 スイーツネタから自然な流れで、話題転換を図る。 「そういえば職場ではおやつを食べづらいって言ってましたけど、ネットショップの店員さんでしたっけ?」 「そうですよー」 「そのへん、あまり詳しくないんですけど、ネット専門のお店ですか?」 「うちは実店舗もあって、そこのネット部門です」 「あぁ、なるほど。だったらITにお強いんですね」 「実はそうでもなくて、周りの人たちに教わりながら、なんとか」 「その周りの人たち…
一階ロビーの玄関手前でEさんを待つ。 パーティーが終わって帰っていく人に、これから参加するために入ってくる人。 人通りはそこそこある。 エレベータ―が着く度に、出てくる人々を観察して、それを5回ほど繰り返した後、Eさんが現れた。 こんにちは、も変なので、ただ笑顔をつくって彼女を迎える。 「えっと、どうしましょう。時間、大丈夫ですか?」 「あ、はい。大丈夫です」 「お昼過ぎですけど、ランチでも行きますか?」 「じゃあ軽いので」 彼女のリクエストに沿うよう、近場のカジュアルなイタリアン店に向かった。 席に着くと、おすすめパスタのサラダセットを2つ注文して、先に運ばれてきた飲み物に口をつける。 「後…
……マジか? もう一度、画面を見直すが、間違いなくEさんとカップリングしている。 いいなアピールがなくて、一段飛びでのカップリング成立。 う~む。 Eさんにどんな心境の変化が起こったのだろう。 あるとすれば、僕からのいいなアピールを見て、その気になったとか。 あるいは、元々がいいなアピールをくれた人にカップル希望を出す主義なのかもしれない。 自分がいいなアピールを出した出さなかったにかかわらず…… 推論は尽きないが、ひとつ確かなのは、当然といえば当然だが、彼女もカップリングしたかったということだ。 一応、僕もその候補に入れてもらったらしく、多少なりとも縁があって今回カップリングした。 そんなと…
なにかまずったかな。 天を仰ぎたい気分だった。 いや、むしろ時間を巻き戻して、トークタイムをもう一度―― できるわけもなく、肩を落とすしかない。 楽しく会話して、盛り上がったはずなのに。 カップリング後の計画まで練っていた自分が恥ずかしく、恨めしい。 「それでは続いてカップル希望の提出をお願いします! カップリングしたからといって、それが直ちに交際を意味するわけではなく――」 すっかり当てがなくなってしまった僕は、虚しさを持て余してそのアナウンスを聞いていた。 いいなアピールをくれた人に送ってみようかな…… そんな邪心が芽生える。 忙しく画面をスクロールして、いいなアピールをくれた6人のプロフ…
今回は少し真面目な題材について書きたいと思います。 たいした知見はありませんが、現下の難局にあって、自分ができることをしたいという一心で。 まず…… 人との出会いが遠慮されるのがコロナ渦。 人との出会いを求めて行動するのが婚活。 残念ながら、両者は相容れないものです。 ではどちらを優先させるかといえば、当然、コロナ渦の状況を踏まえての自粛になるでしょう。 つまり婚活はしばしのお休み。 ……なのですが。 家族と同居している方ならまだしも、一人暮らしで婚活をされていた方は、たった一人きりで、いつ終わるとも知れないSTAY HOMEを余儀なくされます。 これは想像以上に辛いことです。 まるでこの世に…
【スピリチュアル】最近のわたし
【連載34】愕然としたこと<ツインレイストーリー>
レムリアン・ヒーリング®️やカードリーディングの感想
本物のツインレイの特徴とは?その見極め方と魂の統合について解説
ツインレイのサイレント期間とは?その意味と乗り越える方法を徹底解説
だって好きなんだもん①
ツインレイと出会いたい人はいますか?その方法①見た目関係なしのモテ方法。
ツインレイとは結局ところ何なのか?その①魂の契約
ツインレイとは結局ところ何なのか?その②免罪符
目の前の現実に向き合う
ツインレイを求める理由〜欠乏感〜
経済的自立に繋がるエネルギーを受け取りませんか?
うみの誕生日
こんな男性は魅力的ではない
【ツインレイ】忘れないでサイン
最初の個室に戻って、手早く隣の女性に挨拶を済ませると、タブレットに目を走らせた。 いいなアピール受付までの少しの時間を使って、Eさんのプロフィールを再確認するためだ。 カップリングして再会した後、どこかに移った場合に備えて、話題をストックしておく。 フフ、我ながら気の早いことだ。 自嘲に駆られはするが、実際問題として、彼女のデータを記憶しておけるのは今しかない。 プロフィールにしっかり書かれてあることを後からもう一度訊いてしまうと、時として大きな失点になる。 ネットショップ店員、あ、ランニングもやってて、お住まいは埼玉。出身地は…… 「お待たせしました! いいなアピールの送信をお願いします!」…
「どんなスイーツが好きですか?」 Eさんの「はい」に引きずられるように、思わず的を得ない問いかけをしてしまった。 「えっと、洋菓子とか和菓子とか。いろいろありますよね」 慌ててフォローを入れると、彼女は「どっちも好きだけど、洋菓子を選ぶことが多いです」と満更でもなさそうに続ける。 「毎日、コンビニスイーツ買って食べてます」 恥ずかしがりながらも微笑む彼女に、この話題を選んだ自分を褒めたくなった。 ここでのトークタイムは数分しかないのだから、この話題で突っ切って、好感度を高めてカップリングを目指そう。 そう心に決めて、話を進める。 「あ、一緒です。僕も甘いの好きなんですけど、どちらかというと洋菓…
いよいよ12番の個室だ。 事前にプロフィールを見た段階でいいなと思っていた2人のうちの1人。 もう1人の7番さんは手応えが皆無だったし、他の席の人にも特に惹かれなかった。 12番の後にも13、14、15、16と4人残っているが、なんとなく期待できない。 当たりだといいな…… ガチャを引く時のような心境で中に入った。 「こんにちは」 12番のEさんは、同じ言葉を返しつつ、お辞儀をしてくれた。 でもそれは、挨拶をしたというよりも、視線が合うのを避けた感じ。 笑顔が少し引きつっていて、頬も赤みを帯びている。 一見して、慣れてないのがわかった。 32歳という、相手の僕よりもけっこうな年下であることも、…
「こんにちは」 「はじめまして」 7番の個室に入って、オーソドックスなやりとりが始まる。 たまに、挨拶をするより早く相手の女性から特殊な反応をもらうことがあるが、実はこれはいい兆候で、その人なりに興味を示してくれている証拠になる。 その場で特に気付いたことがあったり、僕のプロフィールからなにかしら感じ取っている場合だ。 こちらがそうであるように、女性側だって事前に参加者のプロフィールをよく見ているのだ。 ここでは普通の挨拶から始まったので、その後の会話をリードするのは僕の役目。 「舞台お好きなんですね」 「ええ」 「最近観た中で、面白かったのはありますか?」 予定通りの順序で話を進めると、「最…
婚活パーティーへの参加が長引く原因として、よく「高望み」が挙げられています。 わかりみ深いですね(笑) たくさんの異性との出会いが待っている婚活パーティーでは、ついつい選り好みしがち。 参加したパーティーにいい人がいなければ、次のパーティーに期待して。 「次で、もっと高く」を繰り返すうち、身も心もお財布も疲弊して、婚活そのものが嫌になってしまう…… 残念ながらよくあるお話です。 それでは婚活パーティーでは理想を追い求めたりしないで、お手頃な相手とマッチングしていくのがよいのでしょうか? 個人的には、同調しかねます。 たくさんの異性と出会える婚活パ―ティーだからこそ、「高望み」が醍醐味。 そう考…
その日、僕は新宿のパーティー会場に向かっていた。 夏本番少し前の、清涼感を残した風。 電車のつり革をつかみながら、もう片方の手でスマホを操作し、場所を確認する。 新宿にはパーティー会場が複数あって、今回は西口。 その西口のビルでもたくさんのパーティーが行われている。 この時はまだ無頓着だったが、新宿ラウンジでは定期的により大人数のパーティーがあって、頻繁に参加することになるのは半年ほどたってからの話だ。 それでも今回の募集人数も男女各16人ほどで、それなりの規模だろう。 やることはもうルーティーンになっている。 早めに席について参加女性のプロフィールを確認しつつ、相席の人と軽いトーク。 この日…
帰宅して、やっと一息つけたのは21時を回ってからだった。 PCに向かうと、半ば無意識のうちにParty Partyのサイトを訪れて、新たなパーティー情報に目を通していく。 たとえ気持ちの半分がDさんに残っていても、残りの半分が次の出会いを求めている。 一見、節操ないように見えても、この活動をしている人たちにとってはある意味当たり前であることを、この時点での参加回数を二桁に乗せている僕は知っていた。 なにも予備を準備しておくとかの話ではない。 今という時間が大切なだけだ。 パーティー会場で出会った多くの女性たちは、あからさまに口にはしなくても、差し迫った思いに駆られて足を運んできている。 その種…
「雨、大丈夫でしたか? 通り雨かもしれませんけど」 雨? 天気はよかったはずだけど。 振り向いて窓を覗くが、濡れた模様はない。 彼女の言うように通り雨かなんかで、局所的なものだったのだろう。 メッセージの次に、傘をさすヒヨコ?の姿が愛らしいスタンプが送られてきた。 「こっちは降らなかったみたいです。同じ東京でも違うものですね」 微笑みながらそう打つと、今度は別の動物をモチーフにした「ラッキー」のスタンプが届く。 可愛いところもあるんだな、と思っていると、駅で電車が停車して、乗客が乗り込んできた。 一瞬、雨の匂いを感じ取った。 Dさんのいるあたりから移動してきたのかな…… そんな感傷ともつかない…
電車を乗り換えて、運よく席に座ることができた。 そこでもう一度、疲れた頭を働かせる。 今後の道筋をつけるためにも、今日の出来事を振り返っておこう。 第一の目的はカップリングすること。 これは達成。 第二の目的はその相手とパーティーの外で時間を共有すること。 これも達成。 その時間で二人の関係を進展させるための手がかりらしきものを得られたかどうか。 ……不明。 相手をより深く知ることはできたが、付き合ってみたいというレベルに達するほどの高波はやってこなかった。 今よりもっと多くの時間を共に過ごせば、徐々にでも高まってくるのだろうか。 そんな気配くらいはあっただろうか。 もう一度会いたいな、とは思…
そのうち停車駅を告げる車内アナウンスが始まって、電車のスピードも落ちていく。 Dさんが降りるまで、あと10秒くらい。 「次ですよね」 「はい」 「今日はありがとうございました」 「こちらこそありがとうございました。楽しかったです」 最後の「楽しかったです」は僕が最初に言うべきだったかもしれない。 そう思ってすぐに「僕も楽しかったです」と付け加えたが、なんだか後出しじゃんけんみたいで不格好だった。 「あとでLINEしますね」 「はい」 「気を付けて帰って下さい」 「駅でちょっと買い物していくので」 「甘いものも買うんですか?」 「バレました?」 その台詞を口にした時のDさんの挑戦的な表情が、一番…
山手線の内回りに揺られながら、窓の外を眺めた。 隣にはDさんが立っているけど、初めのころのような緊張感はなく、過ぎてゆく時間もいい意味でゆるやかに感じられる。 日差しの眩しさに目を背けた拍子に、彼女の水色のペディキュアが目に入った。 綺麗ですね、と言いそうになって、それはやめておく。 マニキュアやネイルアートと違って、直截的な言及を控えさせる何かがあったから。 誰かに見せるのではなく、むしろ自分のために綺麗にしておいた。 そんな感じ。 彼女が乗り換えのために電車を降りるまで、あと二駅に迫っていた。 「パーティーはよく行くんですか?」 普通なら訊きにくい質問が、驚くほど自然に出てくる。 午後から…
「最近、マッチングアプリがすごい人気だけど、 …
カワイイ外国人女性と仲良くなりたい! スタイル抜群の外国人女性を彼女にしたい…
普段は婚活パーティーに参加した体験談を小説風に書いてますが、たまには関連トピックについても投稿したいと思います。 今回は、婚活パーティーでマッチング後の食事の支払いに対する、女性のお礼の言葉、について。 要約すると、ささやかな一言が女性としてのあなたの株を上げる、です。 実際の経験をもとに、おすすめの言葉とその理由を書いていきたいと思います。 お支払いは男性。代わりに女性は? まず、食事の支払いは男性。 これは共通認識だと思います(とりわけ初回)。 僕もカップリングした女性とパーティー後に食事に行ったら、全て払ってきました。 私、払います、とすら言われたことがありません(笑) もしかすると女性…
関連する話題で多少話した後、これ以上、Dさんに無理をさせるのも悪いと思って、「時間、まだ大丈夫ですか?」と尋ねた。 彼女が「そんなに時間もないので」と言っていたのを利用したのだ。 口にしてから、この問いかけは少し強引というか強制力が強すぎて、彼女に対して申し訳ない気持ちが湧いてくる。 このような場面で「時間は大丈夫か」と帰りを促されて、まだ話したいことがあったとしても、そうと告げられる女性は少ないだろう。 そのあたりの形式がわかっているから、お互い笑顔にはなれる。 そして、席を立つ前に、形式がもう一つ。 「もしよかったらLINE交換しませんか?」 これも断ることが難しい問いかけだが、訊く方もな…
「私はまあまあです。忙しいですか?」 「たまに残業があって、遅くなったりします。あまりしないようにしてるんだけど、上司がしてるとどうしても」 「私もです」 この話題もたいして盛り上がりそうになかった。 こちらの職種や業務内容を具体的に話して、なにか質問でもしてくれればと思ったが、大きな反応はない。 まだしも「昇給しますか?」くらい訊いてくれた方が、笑えるシチュエーションになるのに。 ……もしかして、僕に興味がない? いや、少なくとも今の段階でそれはないはずだ。 35歳で婚活パーティーに参加する女性。 そこでカップリングした相手とお茶をしている。 その目的は相手の情報収集に他ならないはずで。 つ…
最初はそんな風でもなかったのに・・・・・・ 結構イイ感じで会話ができていたのに・・・・・・ 突然…
運ばれてきた飲み物に口をつける。 僕はアイスコーヒーで、Dさんはアイスティー。 ストローでミルクを掻き回しながら、同時に頭の中も高速で回転させる。 わかっているのは猫好きだということ。 「猫、飼ってるんですか?」 当たり障りのないことを訊いて、次の話題を捻り出すための時間を稼ぐ。 ペットの次は仕事関係が無難だろう。 たしか職業欄には「一般事務」と書かれていた。 漠然とした記載にしてあるのは、なにか理由があってのことか。 ① あまり突っ込まれたくないから ② 単純に特徴の薄い仕事だから 「実家では飼ってましたけど、今はいないです。飼いたいんですけど」 「今、一人暮らしなんですか?」 「ええ。まだ…
Dさんと並んで歩きつつ、カフェを探した。 いくつか心当たりはあったが、土曜の夕方ということで、混雑が予想される。 「どこも混んでるかもしれませんね」 「そうですね」 「お茶で大丈夫ですか? 食事でしたら少し歩けば知ってますけど」 「あ、お茶でいいです。そんなに時間もないので」 駅前の繁華街だけにカフェや喫茶店は数多くあり、選ばなければ入れる店はあるだろう。 少し歩いたところで、通りに面した喫茶店の窓から店内の空席が見えた。 「ここでいいですか?」 「はい」 お洒落とは言い難い店構えだったが、「そんなに時間もないので」というDさんの言葉が、店を選ぶ難易度を下げてくれていた。 そして、その言葉が軽…
「アニメの聖地巡礼に行って・・・ 結構一人で来ている女性も多いし…
会場の入っている百貨店の玄関口でDさんを待つ。 通常の場合、会場を先に出るのは個室の廊下側に座っている男性の方だ。 女性は全ての男性が出た後で出口に向かうので、姿を現すまでにそれなりの時間がかかる。 さて、この後どこに行こうかな…… 時間は午後三時。 昼食は済んでるだろうから、お茶がいいか。 そして、肝心の話題は…… Dさんのプロフィールを思い出しながら、ふと辺りを見ると、自分と同じようにカップリング相手を待つ人が数人いた。 中には同じパーティーから出てきた男性もいて、はて、相手はどの女性かな? と思わずニヤッとしてしまう。 あのパーティーでの一番の美人さんはDさんだったけど…… そんなくだら…
脱 非モテとして色々な角度から記事を書いてます
恋愛・浮気・復縁・探偵・興信所などに関するトピックならなんでもOK。過去の恋愛や浮気調査の体験談などの投稿をお待ちしております。
多くのシングルファーザー・シングルマザーの方の恋愛事情は実際のところどうなんだろう? 大抵の人は子育て中もあり恋愛の時間にさける余裕はあまりないと思う。 だけど、今現在や老後も考えれば支え合える理解者が欲しい。 つまり恋愛→再婚又は、もう煩わしいのは嫌だから再婚は考えていないという方でも信頼出来る方とお付き合いする恋愛はしたいと思っていませんか? シングルの再婚率は実は、高いんです。全体の婚姻数に対して現在では約20%以上となる。 つまり、シングルの10人中2〜3人が再婚しているということ。 統計データではシングルになる年齢で一番多いのは、男女共に30代とまだまだこれからという年齢でしかも、子供も4〜6歳と小さいのでこれから考えれば再婚は十分考えられるし、信頼出来る恋愛のみだって実現可能だ。 でも、仕事や家事や育児にとても恋活や婚活をする時間がない!って人がほとんど。そんな人にオススメなのが、マッチングアプリで素敵な出会いをゲットする方法です。 自分自身はシングルファーザーです。 今、現在は将来を考えているお相手の方を見つけることが出来ました。 素敵な出会いをくれたのが、マッチングアプリでした。 何気なく無料登録してみたのがキッカケでした。 この実体験を同じ境遇の方々にもお伝えして1人でも多く幸福を感じれる方が出来たらと思います。
漫画やイラストで恋愛ものを描いています。
小さい頃から日本の音楽と文化が好きでしたがそれがきっかけで 日本で会社員として働きながら趣味で音楽活動を行っています。 別れた後、元彼女への独白と告白をテーマに描いた曲 [You&Me] feat. 中野隆司(天才)がリリースされました! もともとゆっくりしたテンポの曲に慣れていたので、どうもロックなアップテンポの曲は苦手だと思いますが新しいことにチャレンジしたくなりました。散歩や、ひとりで歩いている時、メロディーと同時に、歌詞が思い浮かぶことがありますがコンビニに行く途中に[You&Me] というサビのメロディーが思い浮かんできたので、そこから作りました。 まだ素人なのでちゃんと勉強しないといけないと思います。 もし良かったら聴いてみてください。 https://youtu.be/F9P1Hjkbws0
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